フッククランプ

フッククランプとは

フッククランプとは、数ある切削加工用治具の中でも、ワークを上から押さえるタイプのクランプ部品です。

シンプルな構造のクランプで、内蔵ばねの作用により、アンクランプ時にフックがワークから離れます。またフックを旋回することにより、フックとの干渉を回避してワークを着脱できます。

フッククランプは、穴加工や側面加工など切削加工時のクランプとして一般的に使用され、スイングクランプとも呼ばれます。

こんなことで悩んでいませんか?

  • 治具スペースが少なく、クランプ配置場所が確保できない
  • 多数個取りをしたいが、クランプ部品が場所を取ってしまい、あまり多く配置できない

そんな時は、フッククランプで解決!

治具スペースが少なく、クランプ配置場所が確保できない

従来のストラップセットはクランプ力が大きい反面、ストラップのクランプ部、受け部などの取付けスペースを確保する必要があります。

イマオのフッククランプは、シンプルな構造のため本体取付のスペースだけで取付可能です。同じ治具スペースでも、より大きなワークを設置することができます。

ストラップセットの場合

フッククランプの場合

多数個取りをしたいが、クランプ部品が場所を取ってしまい、あまり多く配置できない

限られた加工範囲内になるべく多くのワークを配置し、一度に多数のワークを加工することは、生産効率向上に効果的です。

配置しようとしても、クランプ部品が場所を取ってしまい、思ったほど多く配置できないことがあります。

フッククランプは省スペース設計により、加工エリアを最大限に活かすことができるため、ワークの多数個取りに適しています。

ストラップセットの場合

フッククランプの場合

さらにこんな特長の製品もあります

フックのかじりを解除できるコンパクトなフッククランプ [BJ132]

フッククランプは、クランプ時にかじりが発生することがあります。

フッククランプ [BJ132]は、独自の機構によりクランプ操作をする六角穴付ボルトに追従してフックが上下するため、クランプ後のフックのかじりを解除することができます。また、少ないスペースでクランプできるコンパクト設計です。

さまざまな高さのワークに対応

フッククランプは種類が豊富なため、さまざまな高さのワークに対応できます。

高さの違うワークに対しても、フッククランプの特長はそのまま活かして治具を構築できます。

使用例

薄物ワークのクランプ

省スペースでのクランプ

製品

ベーシックなフッククランプ・フッククランプセット

BJ130

フッククランプ

BJ130-A

フッククランプセット

BJ130-B1

フッククランプセット(フランジタイプ)

一体型のフッククランプ

BJ131

フッククランプ

フックかじりを解除できるコンパクトなフッククランプ

BJ132

フッククランプ

BJ132-A

フッククランプセット

BJ132-BN

フッククランプセット(フランジタイプ)

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BJ530

フックホルダー

BJ531

フックホルダー(フランジタイプ)

BJ600

ジョイントバー

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OKバイス

クサビ構造により強力ながらも省スペースを実現した多数個取りに最適な横押しクランプ。

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ストラップ

切削加工時の一般的なクランプとして使用される、ワークを上から押さえる際に使用するクランプ部品。

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仮止めクランプ

ワークを加工基準に軽い力で押し当て、位置決めされた状態で保持するクランプ部品。

仮止めクランプの詳細を見る

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