スピンロック よくあるお問い合わせ
ノブをロック位置に操作することにより、内蔵クランパー部品がシャフトを把持し、クランプします。
シャフト全体を把持することで高い保持トルク、スライド荷重を得られる構造となっています。
製品に負荷を掛けない状態でロック・アンロック操作の耐久試験を行っています。
製品の耐久試験結果は下記となります。
ただし、お客様の使用条件などによっては耐久性も変動しますのでので、保証値ではなく参考値としてお考えください。
タイプ | 耐久試験結果 |
---|---|
QCSPL-OG | 1万回クリア |
QCSPL-BK | |
QCSPL-S |
高温および低温環境下での使用を想定しておりませんので、耐熱温度の設定はないとお考えください。
使用温度としましては、日本産業規格で規定されています常温(20℃ ±15℃)環境下でのご使用を推奨します。
本体軸穴とシャフト公差(h7)のクリアランスが少ないため、シャフトに対しての取付け面の直角度や軸穴に対しての芯振れを注意して取り付けてください。
《直角度・芯振れの目安》
- シャフトに対しての取付け面 直角度:0.05mm以内
- 軸穴とシャフトの芯振れ:0.1mm以内
※上記数値を目安として取り付けてご使用いただきますようお願いします。
推奨公差以外のシャフトを使用した場合、大幅な保持力の低下やシャフトがロックできない可能性がありますので、必ず現合での確認をお願いします。
ご参考までに『f8公差』のシャフトを使用した場合、推奨公差(h7)のシャフトと比べて、おおよそ1/2~1/3程度、保持力が低下するとお考えください。
なお、軸穴径に対してプラス公差のシャフトはご使用できませんので、ご注意ください。
シャフトにDカットやキー溝加工が施してある場合、Dカット部および溝部を避けてご使用ください。(下記イメージ図を参照ください。)
使用可否につきましては使用条件に応じてご判断いただきますようお願いします。
本製品を軸受けや回転軸のブレーキなどに使用することは想定しておりません。
ブレーキの用途としてご使用されますと、構成部品が破損しますので、そのような用途でのご使用はおやめください。
問題が解決しなかったお客さまはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ TEL:0575-32-2239