仮止めクランプ
仮止めクランプとは
仮止めクランプとは、ワークを治具に段取りする際に、ワークが位置決めに確実に当たった状態で動かないようにばね等の力で押さえつけるクランプ部品です。
自動化の多数個取り治具や、ロボットを使ったワークの着脱ではクランプ前のワークの仮保持が必要となり、その仮保持部に仮止めクランプが多く使用されます。
仮止めクランプを使うことにより生産性の向上と品質の安定を図ることができ、加工用治具の他にもさまざまな治具に幅広く使用されます。
こんなことで悩んでいませんか?
- 加工基準にしっかり当たらずにクランプして、加工精度が安定しない
- 作業者間のバラツキをなくしたい
- 治具上の取り付けスペースを小さくしたい
そんな時は、仮止めクランプで解決!
加工基準にしっかり当たらずにクランプして、加工精度が安定しない
作業者間のバラツキをなくしたい
多数個取りの自動化クランプなど、複数のワークを取り付けてからクランプする場合、手でワークを押さえきれずに、基準にしっかり当たっていないままクランプして、加工精度が安定しないことがあります。
また、ワークの位置決め作業で、力が強すぎてワークにキズや歪みを発生させたり、弱すぎて加工基準との間に隙間が発生するなど、作業者によってワークの品質がばらついてしまうことがあります。
イマオの仮止めクランプは、内蔵ばねによりワークを一定の力でしっかりと加工基準に押し当てて保持するため、誰が作業しても確実に位置決めされた状態でクランプできます。
ばねの圧縮量を変えることで、ワークの重量や大きさに合わせた最適な押し当て強さに調整することもできます。
治具上の取り付けスペースを小さくしたい
多数個取り治具を製作する上で、ワークをなるべく多く配置したいが、クランプ部品が場所を取ってしまい、思ったほど多く配置できないことがあります。
イマオの仮止めクランプは場所を取らないコンパクト構造のため、限られた加工エリアに、より多くのワークを配置できます。
製品
クランプする力を調整できるねじ止めタイプ
取り付けスペースを小さくできる埋め込みタイプ
関連製品
スプリングロケートピンを取り付け後に位置を微調整できる偏心ブロック
関連製品
スプリングロケートピンの取り付けツール
関連製品
お問い合わせ
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。