社員紹介 技術職

新製品開発は試行錯誤の連続。自動化やロボット化に対応した製品でお客様に喜んでもらいたい。

現在の担当業務

機械部品の製品開発を担当しており、主に『ワンタッチ着脱』シリーズを手掛けています。

当シリーズは、10年ほど前に営業マンから「アタッチメントを素早く付け外しできるような、ボルトに替わる製品を作れないか?」という相談があり、数々の試行錯誤を経て生まれました。

当時は営業職から開発職へ異動して間もないころでしたが、ホームセンターで参考になりそうなネタ探しをしたり、自社製品のコア技術であるカムやクサビといった倍力機構を利用できないか検討したり、製品化につながるヒントをひたすら探しました。

また、最近では、いかに部品点数を少なくしてシンプルな構成にするか、ユーザーが直感的に操作できるか、をモットーにわかりやすい製品づくりを心がけています。

イマオコーポレーションへの入社を希望した理由

学生の頃、研究室のお遣いでとある工具商社を訪れた時に、機械部品がたくさん載った分厚いカタログの中から必要な部品を選定して購入しました。

それがイマオコーポレーションのカタログでした。

当時は会社名しか知りませんでしたが、就職活動を始めて改めて調べてみると、生まれ育った岐阜県関市のメーカーであることが分かりました。

あんなにたくさんの製品を作る企業の製品開発って面白そう。そう思ったのがきっかけです。

キャリアサマリー

1年目~6年目

業務部 技術サポート課

アルミ構造材を使用した機械筐体などの設計

3DCADが導入され、必死に使い方を覚えました。

6年目~7年目

MCS推進室

新しいアルミ構造材の製品開発

つたない設計技術で、先輩にいろいろと教えてもらいながら図面を描いていました。

7年目~10年目

関東支店(当時)

新型アルミフレームの営業

初めての都内営業中、新宿駅のダンジョンで迷いました。

10年目~12年目

技術部開発課及び、営業技術課

ワンタッチ着脱の開発

突然任された新製品開発。お蔵入りとなった品も多数あります。

12年目~13年目

協業企業に出向

先方の社内治具を構築するパートナーとして、
当社の委託在庫部品を利用した治具設計に従事

社外の仕事場で風土や技術を勉強してきました。

13年目~現在

技術部開発課

ワンタッチ着脱の開発

年に数種類の新製品を市場投入。気付けば品数は200品番ほどになりました。

一日の流れ

8:15

出社

パソコンの電源を入れて、メールチェックなどをします。その後、外で同僚と歓談タイム。

8:40

新製品構想、設計

パソコンの前に座って、3D CADを操って設計します。

構想、設計は長い時間をかけてコツコツと行ないます。煮詰まってくると、時々違うことをして気持ちを切替えます。

12:00

昼食

食堂でお弁当を頂きます。昼休みは外で同僚と歓談。

13:30

製品試験

試験室という、試験用の機械や道具などが置いてある部屋に移動して試作品や既存品などの性能試験をします。

よい製品をお客様に届けるために入念に。

15:00

休憩

15:30

ミーティング

開発品の方向性や、仕様の打ち合わせをします。

時には営業担当者とオンラインで行ったりもします。

17:45

退社

今後の目標

現在は営業・開発・企画のそれぞれの部署から選ばれたメンバーが集まって、標準機械部品に特化した新製品開発のプロジェクトチームで活動しています。

私の携わってきた製品は人が直接操作する分野でしたが、そこで蓄積した技術やノウハウを活かして、自動化やロボット化に対応した製品を生み出していきたいと考えています。

自分の手掛けた製品の販売が軌道に乗って認知度が上がり、展示会などで「これ使ってるよ」「新製品を見に来た」「すごい改善効果があった」などユーザーさんの声を聞くとやりがいを感じます。

お客様があっと驚き、喜んでいただける新製品をお届けしますので、ご期待ください!

メッセージ

今は、色々な企業を見て回り情報を収集できる、とても貴重な時期だと思います。

しっかりと自己分析をして、自分のやりたいこと出来ることをよく考えて、自分に合った会社を見つけてください。

Return To Top