梱包資材の「数量」「コスト」「納期」を見直す

2025年 3月11日

BEFORE -改善前-

アクチュエータユニットの梱包箱は、蓋付きの組立て済の段ボール箱を使用しています。

<問題>

  • 組立て済のため、保管できる量が少ない。
  • 組立てに掛かるコストや、フタと箱が分かれていることによるコストなどが発生している。
  • 手配から入荷までに1週間以上かかってしまう。

梱包箱の品質を維持しつつ、コスト面、納期面で見直しができないか模索しました。

AFTER -改善後-

箱の種類を3種類から2種類に集約し、組立て済の蓋付き箱から一体物の組立て式に変更いたしました。

<効果>

  • [保管]組立て式にすることで、保管できる量が約3倍に増加
  • [コスト]組立て済よりも安価
  • 「納期」仕入れ先で組立てる必要がないため、即納が可能

ダンボール箱の制作会社様と打ち合わせや試作を重ねることで、理想の箱が完成しました。
箱の組立ては慣れればすぐにできるようになりました。

メンバーからの一言

管理する種類を少なくし、保管できる数量を増やし、梱包コストを下げ、安定した仕入れを実現できた、非常に効果の大きい改善でした。
ちなみに、折り畳み前が複雑な形状のため、折る順番を間違えると箱が組めないといった問題がありました。
しかし、箱の内側に折る順番を刻印することで、組立をミスなくスムーズに行えるように工夫しました。

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