祝100回 !! 改善活動に関するよくあるご質問にお答えします!
いつも改善活動記をご覧いただき、ありがとうございます。
おかげさまでこの投稿をもちまして、100回目を迎えることができました。
そこで今回は、少し趣向を変えて、改善活動全体に対する皆さまからのご質問にお答えいたします。
私どもの取り組みが、皆さまの改善の参考になれば幸いです。
今後とも、宜しくお願いいたします。
改善活動の運用ルール
- 同じ部署の社員でチームを構成
- チーム数や構成人数は、年度や部課員の人数によって変更(2020年度は7チーム、平均構成人数は7名)
- 月に1回、各チームがそれぞれの改善内容を発表
- 発表後、その月の「金賞」「銀賞」「銅賞」を投票で決定する
Q
長く続いている秘訣は?
A
工場の社員だけでなく、社長や経営陣が出席することで会社としての取り組みとなり、活動内容に応じて金賞・銀賞・銅賞が決まり、表彰金が授与されます。
それにより、社員はしっかり評価されていると感じ、やりがいを持てます。
また、改善の内容について上司は「口を出さない」ことにしていますので、チームが良いと考える活動をのびのびと実行できます。
Q
なぜチーム運営なのか?
A
個人で行うと周りに頼ることが難しく、心的負担や業務的負担が大きくなってしまい、結果として作業効率が落ちてしまいます。
また、自身の業務に関して、改善できる点をメンバーからのアドバイスで気づけるのも、チーム運営だからこそです。
ちなみに、チームリーダーには中堅社員がなってもらうようにお願いをしています。
若手社員とベテラン社員の間で意見や作業を調整しやすい立場であり、誰でも意見を出しやすくなります。また、中堅社員も成長を実感できます。
Q
改善活動時間は業務時間内?時間外?
A
業務時間内です。
改善活動も生産活動の一部と考えております。
Q
社員の不満・やらされ感は?
A
改善を考えるというのはとても大変です。
もちろん、不満の声もたくさん上がりました。
(改善を日々行うのは当たり前のことで、わざわざ発表会まで行う必要はない。発表のために資料を準備する時間がもったいない、との意見がありました。)
しかし、実際に生産性向上等の効果も出ており、また「改善活動記」も好評で、できるだけ続けていきたい活動です。
メンバーにはとても苦労をかけておりますが、長く続けるため少しずつ意見を反映しながら、運用しやすい体制を構築しております。
(例:忙しい月や休みの多い月は開催しない、チームの人数は〇人が良い など)
Q
改善の効果はどのように算出する?
A
社内発表の際は、1秒=1円、1歩=1円 といったように金額に変換して削減効果を示しています。
定量的な改善は予測値を含めて年度単位で計算し、累積した数値やグラフを発表しています。それにより、効果(結果)が分かりやすくなるので、より無駄を省こうとする意識が生まれます。
もちろん、作業者の身体的負担の軽減といった定性的な改善も評価の対象です。
※改善活動記の中では、この数値は基本的には公開していません。(あくまでも社内における共通のルールなので…)
Q
どのように評価をしているのか?
A
投票(役員、事務局、発表者)で、金賞・銀賞・銅賞を決めており、その賞に応じて表彰金を授与しています。
さらに年度末には、1年間で金賞に選ばれた改善の中から、役員と事務局が投票し、年間グランプリを決めています。
受賞したチームには、上述の表彰金とは別に金一封が授与されます。
また、工場見学や当社メルマガの年末アンケートでいただく改善活動記へのご意見を参加者に伝えることで、多くの方々から評価いただいている自覚や自信になり、さらなる改善へとつなげています。
Q
改善活動記の最新情報をどのように知ることができる?
A
月に1回配信のメール(イマオNEWS)で最新情報をご確認いただくことができます。
ちなみに、メールでは改善活動記だけでなく、新製品やイベント情報もお届けしていますので、ぜひご登録ください。
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