作業者の腕の動きを考える
BEFORE -改善前-
組立工程の中には、ハンドプレスを使って部品を圧入する作業があります。
<問題>
- ハンドルの可動域が広く、腕を伸ばしたり縮めたりするので身体への負担が大きい。
最近、ハンドプレスを使った組立工程が増えてきたので、楽に早くできるように作業を見直すことにしました。
AFTER -改善後-
ハンドプレスのシャフト部に、3Dプリンターで製作したストッパーを取り付けることで、可動域を小さくしました。
<効果>
- ハンドルを戻す距離が、今までの半分以下で済むため、時間短縮に繋がった。
- 組付の際は上からハンドルを押さえるだけで良く、力をかけやすい。
組立作業者の多くは女性(パート社員)ですので、力が必要な作業を減らす事ができ、とても満足しています。
ちなみに、3Dプリンターで製作した部品は1個約19円と、非常に安価に改善ができました。
メンバーからの一言
実際に作業をしているパート社員の方からも好評です。
今後も当たり前だと思っている作業を見直して、少しでも効率の良い作業を目指したいと思います。