工程を見直して、無駄な作業を減らす
BEFORE -改善前-
クイックシャフトクランプ の製作工程では、メッキ処理をした部品に止めネジを4箇所入れる作業があります。
<問題>
- メッキ処理の際にネジ穴に汚れが付着するため、掃除が必要。
- 手間と時間がかかる。
3Dプリンターで掃除 / 組付用にそれぞれ専用治具を製作したことで昔よりは時間短縮できたのですが、もっと根本を見直すことにしました。
AFTER -改善後-
止めネジの組付け工程をメッキ処理の前に変更しました。
<効果>
- 以前
仕入先:鋳造→加工→メッキ
当社:ネジ穴掃除→組付け - 変更後
仕入先:鋳造→加工→ネジ組付け→メッキ
当社:組付け
作業をお願いしている分の費用は上がりましたが、ネジ穴の掃除とネジ組付けがなくなったことで大きな時短に繋がりました。
メンバーからの一言
ここ最近、組付製品は難易度が高いものが増え、手間とスキルが必要になってきています。
そのような製品に対応するためにも、単純な作業は社外にお願いしていくことも検討していきたいと思います。