コンベアの詰まりを防ぐ
BEFORE -改善前-
加工後のワークを、カバー付きのコンベアで次工程に搬送しています。
<問題>
- 全長が長いワークは、排出される向きによってはコンベアとカバーの間に挟まってしまう。
- コンベアに引っかかることで、異常停止のアラームが鳴ってしまい、復旧に時間がかかる。
無人加工後に確認すると、複数個引っかかっていることもありました。
安定した製造、搬送のために改善が必須でした。
AFTER -改善後-
コンベアのカバーをあえて低くすることで、ワークが倒れるようにしました。
<効果>
- 入り口で横になるので、コンベアとカバーの間に挟まらなくなった。
- 復旧作業の時間(約30分)を削減できた。
コンベア入り口に付けた部品は、3Dプリンターで制作したのでワークに傷を付けることはありません。
引っかかりによる異常停止を心配する必要がなくなったので、満足しています。
メンバーからの一言
装置を知っている担当者しか復旧ができないので、いない場合は待つ必要もありました。
生産するときには1ロットあたり2回ほど異常停止することもあったため、不要な作業時間を削減できて良かったです。