コンベアの詰まりを防ぐ

2024年 5月14日

BEFORE -改善前-

加工後のワークを、カバー付きのコンベアで次工程に搬送しています。

<問題>

  • 全長が長いワークは、排出される向きによってはコンベアとカバーの間に挟まってしまう。
  • コンベアに引っかかることで、異常停止のアラームが鳴ってしまい、復旧に時間がかかる。

無人加工後に確認すると、複数個引っかかっていることもありました。

安定した製造、搬送のために改善が必須でした。

AFTER -改善後-

コンベアのカバーをあえて低くすることで、ワークが倒れるようにしました。

<効果>

  • 入り口で横になるので、コンベアとカバーの間に挟まらなくなった。
  • 復旧作業の時間(約30分)を削減できた。

コンベア入り口に付けた部品は、3Dプリンターで制作したのでワークに傷を付けることはありません。

引っかかりによる異常停止を心配する必要がなくなったので、満足しています。

メンバーからの一言

装置を知っている担当者しか復旧ができないので、いない場合は待つ必要もありました。

生産するときには1ロットあたり2回ほど異常停止することもあったため、不要な作業時間を削減できて良かったです。

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