イマオ美濃工場からの改善活動記

無線を活用して段取り替え効率を上げる

2019年 3月26日

BEFORE 〜改善前〜

製品へのマーキング作業は 1ロットあたり15~20分ほど掛かるので、その間は他の作業をしています。

<問題>

  • マーキングが完了していても、なかなか気付くことができないため、段取り替えにロスが生じる。

表示灯を付けたのですが、他の作業をしていると見落とすことがあり、改善が必要でした。

AFTER 〜改善後〜

シグナルスイッチ2 を設置し、ポータブル受信機ですぐに作業完了が把握できるようにしました。
仕組みとしては、表示灯が点灯する無電圧接点にこの製品を接続すると、マーキング作業か完了した時に信号が送られ、手元の受信機が音、光、振動で教えてくれます。

<効果>

  • マーキング作業終了がすぐに分かり、段取り替え作業ができるので、機械停止時間を短くできた。
  • マーキング作業中に、離れた場所で他の作業を行っても、完了が分かるため、できる業務が増えた。

一日にマーキングできる数量が倍増した製品もあり、生産性向上に大いに役立ちました。

メンバーからの一言

他の作業をしている時も、「終わっているかな?」と常に意識をしないといけなかったのが、音と光と振動により、意識していなくても分かるので精神的負担も削減できました。

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