無線を活用して段取り替え効率を上げる
BEFORE -改善前-
製品へのマーキング作業は 1ロットあたり15~20分ほど掛かるので、その間は他の作業をしています。
<問題>
- マーキングが完了していても、なかなか気付くことができないため、段取り替えにロスが生じる。
表示灯を付けたのですが、他の作業をしていると見落とすことがあり、改善が必要でした。
AFTER -改善後-
シグナルスイッチ2 を設置し、ポータブル受信機ですぐに作業完了が把握できるようにしました。
仕組みとしては、表示灯が点灯する無電圧接点にこの製品を接続すると、マーキング作業か完了した時に信号が送られ、手元の受信機が音、光、振動で教えてくれます。
<効果>
- マーキング作業終了がすぐに分かり、段取り替え作業ができるので、機械停止時間を短くできた。
- マーキング作業中に、離れた場所で他の作業を行っても、完了が分かるため、できる業務が増えた。
一日にマーキングできる数量が倍増した製品もあり、生産性向上に大いに役立ちました。
メンバーからの一言
他の作業をしている時も、「終わっているかな?」と常に意識をしないといけなかったのが、音と光と振動により、意識していなくても分かるので精神的負担も削減できました。