ハンドプレス用治具の管理方法を考える
BEFORE -改善前-
組立て作業の中で、「部品の圧入」「ピン打ち」「止め輪取付」などのため、ハンドプレスを頻繁に使用します。
その際にプレスの先端が適正位置になるように、高さ調整用の治具ブロックを使っています。
<問題>
- どの治具ブロックが適正なのかを管理していないので、探す必要がある。
- 間違った治具ブロックを持ってきてしまったら、交換するために工具置き場を何度も往復する必要がある。
作業をするまでに無駄な時間が生じていました。
AFTER -改善後-
治具ブロックに高さを記したシールを貼り、組立手順書にその寸法を明記するようにしました。
<効果>
- 治具ブロックを探す手間、違っていた場合の往復する時間を削減できた。
- 行っている作業に対して、どの治具ブロックが合うのかを考える必要がなくなった。
最近、ハンドプレスを使った作業が増えているので、時間短縮の効果がより大きく現れています。
メンバーからの一言
パート従業員が主に組立て作業をしており、専属でその製品の組付けを行っているわけではないため、どうしても日が空いたりすると、忘れてしまいました。
手順書に明記することで、間違えることなく作業ができるようになったため、好評でした。