ワークキャッチャー × 3Dプリンター
BEFORE -改善前-
複合旋盤で加工を終えたワークは、ワークキャッチャーに乗せて排出しています。
<問題>
- ワークキャッチャーの受け部分が緩やかなアール形状のため、排出のために傾けても落ちない場合がある。
- ワークが落ちないため、エラーが出てしまい、自動運転が止まってしまう。
生産性向上のためには、安定した排出が必須でした。
AFTER -改善後-
ワークキャッチャーの受け面の形状をアールから勾配になるように 3Dプリンターで部品を作りました。
<効果>
- ワークがワークキャッチャーに引っかかることなく、排出される。
- エラーが出ないので、安定した自動運転ができる。
改善前は月に2回ほどエラーが出ていましたが、変更後は全く問題なく自動運転ができています。
メンバーからの一言
製造部と技術部で問題に対して検討を重ね、3Dプリンターで部品をつくりました。
部品の費用としては、およそ1300円ほどでした。