スペースのない場所でのボルト固定を考える
BEFORE -改善前-
六角穴付ボルトを使用して治具やワークを取り付ける際、六角レンチが入り込めない箇所や、回すストロークがあまりとれない箇所があった。
<問題>
- 作業に時間が掛かる。
- レンチが治具やワークと当たらないように慎重に作業をしないといけないので、力が掛けづらい。
少しずつ少しずつ締めるのが非常に手間でした。
AFTER -改善後-
六角穴付ボルトの頭を削り、スパナも使用できるように改良しました。
<効果>
- 横から作業ができるため、レンチを回すストロークが広がる。
- ボルト1本の取り付け取り外し時間が短縮
改善前:5分 → 改善後:2分
ボルトを取り付ける際に、指先で送るスピードも早くなり、作業効率が上がりました。
当社での用途、ワーク形状、締付力に限っては問題無く使用できています。
メンバーからの一言
さまざまなカタログを拝見したり、ネットで検索をしてみたのですが、六角穴と六角が両方付いたボルトは見当たりませんでした。
加工後の見た目もかっこいいです。