口金を変えて不良を防ぐ
BEFORE -改善前-
さまざまなワークに対応するため、バイスの口金はフラットなものを使用しています。
<問題>
- クランプが弱いと加工抵抗によってワークが動いてしまう。
- クランプが強すぎるとワークが歪んでしまう。
トルクレンチで締めていても不良が出てしまうことがあるため、対策が必要です。
AFTER -改善後-
ワーク形状に合わせた口金を製作しました。
<効果>
- 強くクランプしなくてもワークがズレることが無いため、不良が無くなった。
ワークのズレや歪みを気にすることなく加工ができるようになりました。
六角形状のワークなら兼用できるので、品番やサイズごとに口金を用意する必要もなく、管理も楽です。
メンバーからの一言
フラット形状の口金の方が汎用性は当然上がりますが、それで不良が出ていては元も子もありません。
今回は汎用性を残しつつ、口金がフラットであることの問題点を解決でき、満足しています。