ひと目で作業内容を確認したい

アルミ構造材を加工している部署では、ひと目で作業内容を識別するために、台車に取り付けたフラッグ ( 出荷日や引合 No.が記載されたシート ) に各工程ごとに色分けした洗濯バサミを付けています。

<問題>

• 初工程の作業者が図面を確認して、工程に応じた洗濯バサミを置き場に行ってフラッグの上に付ける。
• 各工程が終わったら、それぞれの洗濯バサミをフラッグの下に移動させ、最終工程の作業者がまとめて洗濯バサミを置き場に返却する。

工程がすぐに確認できることは良いのですが、最初の取り付けと最後の返却が面倒でした。

洗濯バサミ置き場を廃止し、常にフラッグ上部に全工程分を付けておくようにしました。

<効果>

• 置き場に行っての作業 ( 取り付け・片付け ) をする必要がなくなった。

初工程の作業者が、不要な洗濯バサミをフラッグの下に取り付けます。そして最終工程の作業者が全ての洗濯バサミをフラッグの上に取り付け直します。

20台ほどの台車を常に使っているので、この改善だけでも大幅に作業効率が上がりました。